こんにちは、五野ピアノ教室です🎹
今回は、「ピアノを通じて育つ“耳の力”」についてお話しします。
「ピアノをやると音感がよくなる」とよく言われますが、それだけではありません。
実は、ピアノを習うことで身につくのは、“耳の記憶力”という力。
耳の記憶力とは、音を聴いて覚えたり、違いに気づいたり、再現したりする力のことです。
これは、音楽だけでなく、勉強や人とのコミュニケーションにもつながる大切な力なんです👂
🔍 音感と“耳の記憶力”の違いって?
「音感」とは、音の高さを正確に聴き分けたり、歌ったりできる能力のこと。
一方「耳の記憶力」は、耳で聴いた情報を脳にためておける力のことです。
✅ 聴いたメロディをすぐに真似できる
✅ 伴奏や合図を覚えて演奏につなげる
✅ 人の声や音のニュアンスの違いに気づける
ピアノの練習では、楽譜だけに頼らず、「耳で覚えて」「耳で聴いて合わせる」ことが多くあります。
この積み重ねが、耳の記憶力をどんどん育ててくれるんです。
🎶 ピアノを通じて耳が育つ3つの場面
では、実際にどんなときに“耳の力”が育つのか?
五野ピアノ教室でよく見られる例を3つご紹介します🎼
① フレーズを覚えるとき
曲の中の短いフレーズを、何度も繰り返して練習するとき。
楽譜を目で追うだけでなく、「音の流れを耳でつかむ」ようになります。
✅ 正確な音程だけでなく、リズムや間の取り方も自然と身につく
✅ 耳で覚えることで、指の動きもスムーズになる
視覚と聴覚、感覚を同時に使うことで、より深く音楽を理解できるようになります。
② 伴奏や合奏で「合わせる力」が育つ
誰かと一緒に演奏するときは、自分の音を聴くと同時に相手の音を聴く力も求められます。
このとき、耳の記憶力がとても役に立ちます。
✅ 他の音に惑わされず、自分のパートをキープできる
✅ 合図や呼吸を“音で感じて”合わせられるようになる
これは学校生活や将来のチーム活動にもつながる、大切なスキルです。
③ ミスに“気づく耳”が育つ
ピアノを習っていると、間違った音を弾いたときに「なんか変だ」と自分で気づけるようになります。
✅ いつも聴いている音の“正しい形”を耳が覚えているから
✅ だからこそ、間違ったときに違和感が生まれる
この「違いに気づける耳」は、音楽以外にも役立つ感覚です。
たとえば言葉の発音、イントネーション、聴き取り力など…
日常生活の中でも、耳が育っていることを感じる瞬間があります。
🎯 “耳の力”は音楽の土台になる
ピアノを習う中で育つ「耳の記憶力」。
この力があることで、音楽はどんどん楽しくなります🎵
✅ 楽譜を読まなくても耳で覚えて弾けるようになる
✅ 曲の雰囲気や空気感まで感じ取って表現できる
✅ 自分の演奏を客観的に聴くことができる
そして、この“耳の力”は、子どもだけでなくおとなにも育ちます。
年齢に関係なく、ピアノを続けていれば、自然と音に敏感になっていくんです。
🎹 まとめ|ピアノで育てる“耳の記憶力”
🔹 音感だけじゃない、音を覚えて使える耳を育てよう
🔹 聴く力は、ピアノだけでなく日常生活にも活きる
🔹 間違いに気づける耳、合わせられる耳が育つ
五野ピアノ教室では、こうした耳の成長も大切にしたレッスンを行っています。
音を覚える・感じる・表現する力を一緒に育てていきましょう。
耳が育つと、音楽はもっと自由になります。
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